気泡の有無、量、場所などをコントロールしてキャンドルに表情をつけることは、
透明ワックスだけに許された特有の技法のひとつです。
制作の行程や環境における様々な状況で気泡の入り方は違ってきますので 一概には言えませんが、
気泡をコントロールする技法をオリジナルの表現方法として、積極的に取り入れていただければと思います。
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気泡のないガラスのようなキャンドル
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色のついたワックスに気泡を仕込む
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芯の周りにだけ気泡を入れ込む
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これらの表現は
ワックスを溶かしてからの、気泡を抜くための”寝かし”の温度や時間、モールド(型)に流し込む温度や注ぎ方、
モールドの表面温度など、様々な要素が絡み合って表情に現れます。
そこに気温や湿度、そしてその日の気圧までもが偶然性の要素として加わり、果てしなく神秘の要素を含んでおり、
研究のし甲斐のある部分です。
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